クラウドファンディングによる詐欺事件も海外では起こっています。現在は広く認知されることとなっているクラウドファンディング。斬新なさまざまなアイデアを生み出すことで、感動の渦に人々を巻き込んだプロジェクトが大きな注目を集めています。
その一方では、失敗に終わった事例も数多く、なかには詐欺事件とされるプロジェクトも存在。海外では最近そういったプロジェクトも多発しているようです。
ここではいくつか紹介しましょう。2012年のこと。限定デザインのトランプ制作プロジェクトを開始したのは、米国のAltius Management。
クラウドファンディングで、約800人の支援者から300万円ほどの資金を募ることに成功します。トランプが送られて来るのを、サポーターは待ち望んでいました。
しかし期日である2012年12月を過ぎ、出資者のもとにトランプが届くことはありませんでした。さらに翌年以降、Altius Managementとは音信不通状態。ワシントン州裁判所から支援者へ資金払い戻し命令を受けています。
もうひとつは2Dアクションゲーム開発の話。2014年にプロジェクトが始まり、約3千人の支援者から900万円ほどを、クラウドファンディングで集めました。
いざ実行に取り掛かかるも、制作時間がかかり過ぎ予算が底をついてしまいました。このことでプロジェクトは中止。
もちろん支援者たちは返金を求めます。起案者のウィリアムさんは、我々は泥棒ではないとして返金を約束しています。ただ無職の彼がいつ返金できるかは未定です。
クラウドファンディングにも色々なことがありますね。
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