2020年7月27日月曜日

詐欺事件 最高額

詐欺事件での最高額と言えばこれしかないという事件があります。それはアメリカで起こった「バーナード・ローレンス・マドフ事件」。

その被害額はというと異次元ともいえる推定5兆円。数百億や数千億円という詐欺被害額もありますが、この被害額は史上最高と呼ばれています。

主人公は元NASDAQの会長であるアメリカの実業家バーナード・マドフ氏。

証券投資会社を1960年に設立していて、ニューヨークなどアメリカ中の投資家達から高い信頼を受けていました。業界の中はもちろん社会的にも、犯行が発覚するまでは非常に高い評価を受けた人物です。








しかしマドフが行っていたことは別物。投資家から集めた資金を運用するのではなく、自転車操業のように投資家の配当に回すポンジ・スキームでした。この詐欺の被害にあった投資家は数千人になるとも言われています。

発覚の発端となったのは、サブプライムローンの危機から。多くの被害者たちから同時に払戻を求められ、焦げ付きが70億ドルに上ったことが原因です。

結局マドフ氏は2009年に逮捕されました。そした詐欺及び資金洗浄の罪により、禁固150年の判決となっています。

もちろん現在も服役中ですが、受刑中にはかつてマドフ氏に投資していた、ほかの受刑者に殴られるという事件も起きています。

ビックリするような詐欺事件ですね。








2020年7月22日水曜日

詐欺事件 キング

詐欺事件キングというのも有名な話です。高配当を謳うことにより、1万人以上を超える出資者から現金をだまし取った事件。

逮捕された銅子正人(どうこまさと)容疑者(当時41歳)は「キング」と呼ばれていました。投資会社であるテキシアジャパンHDの実質的な経営者とみられています。

設立された2013年9月から、4年間で集めた総金額は約460億円。出資金を集めていたのは、海外での富裕層向けの資産運用という名目から。一口100万円からとなっていて、毎月の利率が3%という現実味がある数字で出資を促していました。








設立当初はシンガポールにある自宅マンションに出資者を招待。さらに日本全国で歌手KING」の音楽ライブのほか、バーベキューパーティーなどを開催、現金を配っていました。

このころは配当も出ていたため、出資者は信頼していました。出資額は1人400万円くらいが平均で、中には1億円を支払った人もいたといいます。

2016年頃のこと。テキシア社での資金集め方法が巧妙になります。群馬県の渋川市にある、戦没者を弔う宗教法人「元佑教(げんゆうきょう)」を購入。

信者とテキシアジャパンHDの会員を対象に、「」の購入を格安価格で呼びかけました。
久間章生元防衛大臣を広告塔に起用し、「キング」と並ぶツーショット写真が載った案内状を送付していました。

警察はテキシア社の関係先を捜索したものの、押収したのはわずか数千万円。集められた巨額の資金はのように消えています。

どこに行ったのでしょうね。






2020年7月16日木曜日

ペニーオークション詐欺事件は、ステマ騒動に発展してからはパニック

  ペニーオークション の 詐欺事件 と言えば、2012年に発覚した ステマ騒動 で有名。運営サイトの ワールドオークション では、落札した商品を入札者が入手できず、 手数料 をダマシ取られていたことが発覚しました。 後に運営会社の社員が、 詐欺罪 などで逮捕され有罪判決を受けた...